フィジカルアセスメントと看護記録の知識と技術
  看護問題を診るための能力をつけて記録に活かせる実践講座
 期日:2009年2月11日(祝) 10:30-17:00
 講師:田中マキ子先生(山口県立大学大学院教授)/鷹井清吉(看護アセスメント研究会代表)
 会場:エルおおさか(大阪市中央区北浜東)


≪研修のねらい≫

フィジカルアセスメントについては,この数年で様々な書籍が出版されています.その多くは医学的な視点からの知識と技術の解説書だと思います.
,臨床ナースは,看護記録の患者の観察・アセスメントを,病気の症状のみで記載している傾向にあります.
今回は,看護問題を特定(看護診断)したフィジカルアセスメントの知識と技術を学び,そこから看護過程に沿った看護記録が書ける能力を高めます.
看護観察や記録の視点を,看護問題に焦点を合わすことは,より質の高い看護の実践ができるようになると考えています.
この機会に,是非スタッフナースの方々,臨床での教育指導にあたる方々の参加をお待ちしています.

≪プログラム≫
PART1:看護問題の症状アセスメント
 §1 セルフケアの観察とアセスメント
  ・摂食行動アセスメント ・嚥下機能アセスメント ・排泄行動アセスメント  ・入浴行動アセスメント 
   ・更衣行動アセスメント ・麻痺のアセスメント  ・関節可動域(ROM)のアセスメント
 §3 皮膚統合性の観察とアセスメント
 ・褥瘡リスク/褥瘡アセスメント(日本褥瘡学会最新情報)
PART2:ポジショニングの技術
 §1 褥瘡リスク/褥瘡発生患者のポジショニング
 §2 体位別手術患者のポジショニング(皮膚障害を起こさないケア技術)
PART3:観察と看護記録/看護過程に沿った看護記録様式の作成方法
 §1 看護問題の症状・徴候の種類と記録Ver1.0
 §2 医学問題の症状記録との差異とSOAP等の記録方法のコツ
 §3 看護過程に沿った看護記録と誤った看護記録例
  ・入院時看護記録・看護アセスメント用紙・看護計画用紙・経過記録
  ・トピックス(術前訪問記録と術中看護記録様式)

≪受講料/受講申込方法≫
*受講料:11,000円(NAR会員:9,000円)
*受講申込書:
 ● 受講申込書に必要事項を記載してFAX・郵送でお申込下さい
*受付後「参加整理券」を送付致します.受講料は当日受付でお支払下さい
*NAR会員さまは受付で「会員証」の提示が必要です