≪研修のねらい≫
平成21年から看護教育カリキュラム改正によって,各看護教育現場では学習計画の見直しが行なわれています.
看護過程の教育が,看護基礎講座から連動して成されていますか?
また,看護過程は看護診断を抜きにして教育展開できるのでしょうか?.
今,まさに看護教育者は看護過程での看護問題を明確にして,観察やフィジカルアセスメントを体系化すべき時代だといえます.
そこで,今回の講座は,徹底的に「間違わないで教育するスキル」を,看護過程/看護診断の理解を通じて学びます.
二日間の集中講座で,看護過程と看護診断の教育法のコツが身につきます.
看護教員及び実習指導者また臨床での教育指導にあたる方々のご参加をお待ちしています.
≪プログラム≫
PART1:看護過程と看護理論
§1 看護理論・看護モデルの教育方法
§2 看護過程のステップと基礎教育のあり方
§3 NANDA-Internationalの看護診断と看護過程の関係
§4 グランドセオリーと中範囲理論
§5 中範囲理論と看護問題
PART2:看護問題と観察/アセスメント
§1 看護問題から看護診断への発展
§2 看護診断の症状・徴候とアセスメントの教育
PART3:看護過程での診断思考プロセス教育法(事例演習と解説)
§1 学生に教える看護診断とその解釈(選出40)
§2 医学病態の理解と関連図の描き方
§3 情報の整理と解釈の論理的思考(クリティカルシンキング)
§4 看護問題の統合と看護計画ケースカンファレンスの仕方
§5 看護過程の臨床実習記録様式例
|