≪研修のねらい≫
看護診断が日本の看護界に知れるようになって約20年の歳月が過ぎます.そして電子カルテの普及にあわせて看護計 画を標準化しようという動きのなかで,看護診断は活用されてきました.
私たちのこのような取組みは看護の実践力を高めることができたのでしょうか?
今日この頃になって「看護診断はあまり意味がない」「臨床に約に立たない」というような声も聞かれます.なぜなのでしょうか?それは,
看護診断の基礎を正しく学んでいなかった原因もあるのではないでしょうか?
今回は看護診断を大学で教育され,そして看護診断寺子屋塾(NAR主催)を臨床ナース・看護教育者を塾生として教えている江川先生に徹底的に基礎的知識を学びます
≪プログラム≫
PART1 看護診断の基礎知識
§1 臨床看護に看護診断は必要か
§2 看護理論・看護モデルで看護アケは可能かのか
§3 NANDA-Internationalの看護診断ってどのようなもの
§4 看護診断のない看護過程は在り得るか
§5 ロイ看護モデルなどの看護理論から看護診断は見出せるか
§7 看護診断を決定するためには,どのような患者情報が必要か
§8 看護診断を理解するためのコツはあるのか
§9 疾患別看護と看護診断の関係はどのように考えるか
§10 看護診断の標準看護計画って在り得るのか
§11 NANDA-NOC-NICリンケージはほんとうに可能か
§12 看護診断で看護計画の形態はどのようなものなの
§13 看護診断でないとSOAP記録は記載できないの
PART2 看護診断事例学習
(事例から看護診断の観察・論理的思考・看護計画までの学習)
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